2026年3月4日水曜日

第5回:【水・カセットコンロ】命を繋ぐ「熱源」と「水の計算式」

イメージ画像 「水は2リットル6本入りを1箱買っておけばいいわよね?」 そう思っているなら、少し注意が必要です。 災害時、ライフラインが止まった家庭で最後に頼りになるのは、自治体の給水車ではなく、「自分の家にどれだけ水と火があるか」。今回は、50代夫婦が2週間を乗り切るための、具体的でリアルな「計算式」をお伝えします。 1. 50代夫婦に贈る「水の計算式」 「1人1日3リットル」が定説ですが、これには「飲む・炊く・洗う」が含まれています。 我が家の計算:3L × 2人 × 7日間 = 42リットル 2リットルのペットボトルに換算すると**「21本(約3.5ケース)」**です。 くつ子の目: 「えっ、そんなに多いの?」と感じるかもしれませんが、これはあくまで最低限。予備を含め、**4ケース(24本)**あれば、1週間は確実に夫婦の衛生と健康を守れます。 2. 「カセットボンベ」の適正量を知る 水があっても、お湯が沸かせないと「備蓄のレトルト」が食べられません。温かい食事は、不安な心を落ち着かせる最高のご馳走です。 1日1本の法則: 朝・昼・晩、お湯を沸かしたり調理したりすると、夫婦2人で1日1本が目安。 推奨備蓄量:12本(約4パック) これだけあれば、停電・断ガスが長引いても2週間、温かいものが食べられます。 3. 重いものは「収納場所」で勝負する 水やコンロを押し入れの奥にしまい込んでいませんか? 重いものこそ、**「分散」と「低位置」**が基本です。 水:廊下や玄関の隅に「出しっぱなし」 最近は、無地の段ボールに入ったお洒落なデザインの水も多いです。箱のまま置いて、サイドテーブル代わりに使ってしまうのも手。 コンロ:キッチンの「すぐ出せる場所」 「カセットコンロは冬の鍋用」と割り切り、普段から使う場所に置いておきます。予備のボンベもその近くへ。 備え子の知恵袋: 「水のペットボトルは、全部が2Lである必要はありません。数本は500mlを混ぜておきましょう。断水時、重いボトルを持ち上げてコップに注ぐのは、手首への負担が大きいですから。500mlならラッパ飲みもできて節水になりますよ。」 まとめ:火と水があれば、心は折れない 「水4ケースとボンベ12本」。これがあるだけで、災害時の不安感は半分以下になります。 次は、これらを無駄にしないための肝心要、**第6回「スマホ不要のローリングストック術」**をお届けします。